両親宅のセルフリノベ-優先順位の決定-

両親の家のセルフイノベーションを実行に移すべく、計画を立てています
この家は今では両親しか住んでいませんが、私自身も幼少期から大学卒業までの15年間を過ごした家で、以前からどうにかしたいと思っていた部分も少なくはなく、集中できる期間が取れるであろう帰国後に本格的に設計から施工までを可能な限り自分の力でやっていくつもりです

セルフリノベを考える上で優先順位を事前に検討していくことが重要だと思っています
時間も費用もかかり、進行中には予想外のトラブルが起きてしまうのが常なので、事前に優先順位を決めておくことで何か予想外の事態が起きた時でもそれを軸に決定すればいいので精神的に楽になります
今回はまず両親宅が抱える問題点を考え、優先するものを決定していきます

今の両親宅の抱える問題は?

両親宅の抱える問題は大きく6つあります
1、物が多い
2、いらない押入れ
3、家具の配置
4、古く傷んだ畳
5、小さな段差
6、寒すぎる暑すぎる
7、耐震の問題

1、物が多い

どの家庭においても抱える問題だと思いますが、継続居住年数が長くなればなるほど物を家に溜め込んでしまう傾向にあるようで、引越しのように一斉に片付ける機会がなく20年近く今の家に住んでいる両親宅も例外ではなく、子供達が独り立ちした後も全く家にあるものの物量が減らないという状態がずっと続いています
捨てるのはなかなか簡単にはできないことなのでこの機会に解決したい思っています
ものを捨てるにしても一定のルールや仕組みが必要だとは考えていますがそれが何になるかは今も検討中です

2、いらない押入れ

築年数が30年を越している両親宅にはキッチンとリビングを除く各部屋に押入れが付いています
押入れの奥行きは布団が入るように広めにとってあり、ベッドにマットレスを使っている現在はこの奥行きが深すぎて使いづらいものになっているのが現実です
また高さがあり棚板もないため布団のような大きな物以外の収納は非常に不便なものになってしまっています
物を積んで収納するしかないので、どこに何がしまってあるのかわかりづらく物が散らかる原因になっています
これを使いやすく、現状とこれからの生活スタイルにフィットさせます

3、家具の配置

前述のように適正な収納がない家なので、収納家具がどうしても多くなります
しかし全てが適材適所に配置されているわけではなく、ライフスタイルが変わった今では使い勝手の悪くなってしまった家具も多く、部屋の隅に斜めに置かれたテレビ台や窓を塞ぐように置かれたパソコン台などどうにかしたいものだらけです

4、古く傷んだ畳

おそらく引越し以来一度も変えられていない畳の部屋が2部屋あり、畳の下が収納になって空洞になっている部分に関しては踏んだら抜けそうなほどの凹みができてしまっています
これはフローリングにどうにか変えようと思っています

5、小さな段差

これはバリアフリーの観点からです
この家ではほとんどの扉の下に段差があり、意識しないと時々私でもつまづくことがあります
階段や土間の段差など意識的にわかっている場合はまだいいと思うのですが、こういう小さな段差は転倒の危険性を増加して良いことがありません
できる部分に関しては扉を引き戸に変更し、なるべくフラットにして無駄なリスクを軽減させてより長く住める家に変えます

6、寒すぎる暑すぎる

両親宅は夏は異常に暑く、冬は凍えるほど寒いです
これは当時の日本の住宅のほとんどが抱えている問題の一つだと思います
断熱性能が低く、特に開口部である窓が一枚しかもサッシはアルミ製なので冬はほとんど風を通さないというだけで熱はどんどん奪われていきます
夏には日光からの熱を防ぐ手段が用意されていないので家に熱がこもってしまいます
断熱方法と窓の入れ替え、日光の熱を回避する仕組みの設置は必須です
また断熱で家の中での温度差を少なくすればヒートショックのリスクも減らすことができます

7、耐震の問題

両親宅のある地域はずっと地震が起きると言われ続けていますが、まだ大きな地震に襲われていません
築年数が30年を超えている現在、どれくらいの耐震性能があり、自分でできる対策として何ができるのかを確認しておく必要があると考えています

まだまだ小さな問題はたくさんあるのですが、挙げ始めるとキリがないので優先事項を決めて大きなところ、致命的なところから解決していきます

最優先は「耐震の問題」
まずは家が長持ちしてもらわなければ元も子もありません
安心して長く住める家になるようにできる限りのことをして、ベースを作ります

第2は、「暑すぎる寒すぎる」
他のどれよりも深刻で生活の質に直結しており、この機会を逃せば大規模な断熱性能向上はもう不可能になってしまうのでこれを解決することで環境を改善します

第3は「物が多すぎる」
ここを解決しないことには、家具の配置の問題、押入れ収納の問題は進行せず、かつ物を捨てるのはとても重労働になるので時間と体力が余ってるこの機会に一気に終わらせます

第4は「古く傷んだ畳」
これは単純に見栄えが非常に悪いのと室内環境に良い影響がないこと、そして畳のフローリング化を自分でやってみたいという好奇心によります

第5は「小さな段差」
両親はこれからもずっとこの家で住んでいくことを望んでいるので、バリアフリーを進めます
ただこれに関してはまだ大きな問題にはなっていないので、優先順位は低めです

そして「家具の配置」、「いらない押入れ」は優先順位を低く設定しました
使い勝手や見た目の問題は、安全面と室内環境が整った状態が前提条件として必要なためです

これで両親宅の問題点とその解決の優先順位を決定できました
まずは室内環境と安全性、その後に使い勝手、そして見た目という順でセルフリノベを進めていきます

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