Trends &Traditions 2019 に行ってきました

2019年5月2日デンマークのコペンハーゲンで開催されたTrends&Tradions2019
デンマークでは唯一国内で開催される家具の見本市となっています

元はDSB(デンマークの鉄道会社)の車庫だったという建物が現在はイベントスペースに利用されていて、ここが今回の見本市の会場です

開放感のある空間

煉瓦造りの外壁に大きなアーチ状の窓が連続した外観が建物の歴史を感じさせます
チケットのQRコードを読み込んでもらい、中へ
建物内部は大きな一つの空間で開放感があります
今まで色々な家具見本市に行く機会がありましたが、この見本市は少し変わっていてブースを囲むような間仕切りがないのです

たった一日限りの開催

それには理由があります
この見本市、実はたった1日しか開催されないのです

ドイツのケルン、スウェーデンのストックホルム、フランスのメゾンエオブジェ、イタリアのミラノサローネなどヨーロッパには家具見本市が冬から春にかけて次々に開催されます
そのどれもが、1週間以上の長期に渡り開催され、家具のブランドは巨額の広告費を投じています
一方でデンマークは少し他の展示会から時期的に遅れて、しかも1日のみの開催です
デンマークという家具デザインのブランドを確立している国でこれは少し不思議な気がします

消えたデンマークの見本市

昔、10数年前までは大型の見本市がデンマーク国内でもあったようです
しかし家具見本市を運営する組織内部で、規模の拡大を望む派閥、維持したい派閥で分裂が起き、結果デンマーク内で二つの家具見本市が開催されるようになります
最終的には潰し合いになり双方とも消滅
今の形に落ち着いたようです

見本市レポート

大型の見本市はビジネスの毛色が非常に強いのに対して、デンマークの見本市は良い意味で少しカジュアルな印象があります
1日限りなので当たり前といえば当たり前ですが、大掛かりなブースの用意もできません
展示ブランドもデンマーク国内のブランドが多いです

デンマークのブランドHAYの横にはオーガニックのりんごジュースの試飲ができるブースがあったり、その奥ではクロワッサンや果物を配っていたり、外のケータリングは無料で飲食ができるなど他の大型の展示会にはない独自の路線をいっていました

PPmøblerに代表されるような精緻な木製家具にも目を惹かれましたが、アースカラーの張り地の小型のソファ、そして背面だけではなくがサイドまで立ち上がっているハイバックソファは形状の面白さもあってとても目立っていました

話によると80社以上がウェイティングリストに載っているとか
毎年開催なので、来年は今年とはまた違った新しいブランドにも出会えるかもしれません

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA